前置き
僕が、Salesforceに関する知識が0の状態から2ヶ月で認定アドミニストレーターに合格したので、勉強法、合格までに使った問題サイトをまとめたいと思う。
僕がこの資格を取ることになった経緯を少し記載しておく。僕は新卒1年目でSalesforce構築を行う会社に入社した。会社内で「新卒1年目は、まずはSalesforceアドミニストレーター資格の勉強をする」という文化があった。僕は2ヶ月間勉強することで、入社3ヶ月目の6月にこの資格を取得することができた。
学生時代には全くSalesforceには触れていないため、本当にSalesforceに関する知識が0の状態から資格を取ることができたので、Salesforce認定アドミニストレーター試験を受験する人は参考にしてほしい。
僕が他のSalesforce資格の勉強を行うときに利用した資格問題サイトも追加で記載した。(2024/08/25追記)
認定アドミニストレーターとは
この記事を閲覧している人は、アドミニストレーターの勉強法を求めてたどり着いた方が多いと思うので、資格自体の詳細は省略するが、認定アドミニストレーターは「Salesforceを勉強する人が一番最初に取る資格」という認識で良いだろう。
試験概要
公式受験ガイド(https://quip.com/5FXlAAIRTrqo)
試験概要は以下の通り
- 選択肢/複数選択式の60問
- 所要時間105分
- 合格ライン 65%
選択肢式であるため、全く分からなくても正解できる可能性がある。
しかし、中には複数選択式の問題もあるので、正しく勉強しないと合格は難しいだろう。
105分という時間はかなり余裕ある時間だと思って良い。僕は60問の問題を2周したが25分余ったので、時間にはかなり余裕のある試験だ。
僕は、Salesforceに関する資格を複数取得しているが、アドミニストレーターは基本資格の中ではかなり難しい方だと思う。
試験範囲がかなり広く、覚えるべき用語も多い。決して簡単な資格ではないので正しく勉強する必要がある。
勉強期間、勉強時間の目安
勉強期間の目安は2~3ヶ月
勉強期間は2~3ヶ月くらいに設定することを推奨する。
それ以上長い期間にすると勉強のモチベーションを保つのが難しく、覚えた事も忘れてしまう。
短期間で勉強して資格をとってしまうのがオススメである。
勉強時間の目安は80時間
勉強時間は80h~100hが目安。
僕は平日1~1.5h、休日2hを2ヶ月間続ける事で合格した。
短い時間でも良いので、平日も勉強時間をとることが重要。資格に合格する上では覚えないといけないことも多いため、平日休日は関係無く何回も反復しよう。
勉強方針
勉強方針
基本的な勉強方針は以下の通り
- 公式Trailheadを行う
- ネット上の模擬問題を解く
公式Trailheadを行う
まずはSalesforce公式の認定アドミニストレーターTrailmix(Trailheadの中で資格対策に特化したモジュールのまとめ)を解こう。
このTrailmixは90%くらい進めることができれば十分で、100%終わらせる必要は無い。特に後半の方で英語のみのTrailheadがあるが、その辺はやらなくて構わない。
このステップは勉強時間20h、勉強期間2週間が目安。
知識0の人がいきなり問題にとりかかっても、意味が分からないことが多くうまく勉強が進まない。
そこで公式Trailheadを行うことで、Salesforceの機能に触れることができる。
正直このTrailheadをやっただけでは、内容はほとんど頭に入っていないだろう。基本的にTrailheadは指示に従うだけで勉強にはなっていない。
ただ、このTrailheadをやっておくことで、後に問題を解いている時に「こんな機能あったな」と思うことができるので、一旦機能に触れるという目的でTrailheadはやってほしい。
逆に言うと、すでにSalesforceに関する基本知識がある人はいきなり模擬問題演習に取り組んだ方が良いだろう。
模擬問題を2周解く
次はネット上の認定アドミニストレーター模擬問題を解いていこう。
資格合格のための勉強の重要度は、ここの模擬問題のステップが9割だ。
具体的な模擬問題を掲載しているサイトは下に列挙している。
模擬問題の解き方は以下の通り
- 問題を解く
- 間違えた問題を調べる
まずは問題を解いて、分からない箇所があったら調べて内容を理解していこう。
1周目は分からないことだらけで、問題を数問解くだけで20分以上かかったりすることもある。
しかし、その調べていく過程で知識がつくので、問題を解く、調べるを繰り返していこう。
ネット上の模擬問題は情報が古いものも多く、廃止された機能について書かれている場合もあるので注意。
模擬問題サイト一覧
ここで列挙している認定アドミニストレーター問題サイトが、2023年6月現在でネット上に存在する日本語のサイトの全てである。(英語、有料、古いものは除く)
2024年8月現在で、ネット上に存在する教材をオススメ順に下記に列挙した。僕のオススメの教材は、以下のコメントにも記載しているが、1番と2番の教材がオススメだ。
- note アドミニストレーターpack 有料240問(https://note.com/salesforce777/m/m5f6e072b52e4)
- Force on Force Administrator Certification Practice Exams(英語) 有料約200問(https://focusonforce.com/admin-study-guide/)
- salesforce公式模擬問題(英語)30問(https://developer.salesforce.com/files/ti/thi/THI-000393/administratorpracticetest.html)
- クイズジェネレーター 50問(https://quizgenerator.net/quizhoster/files/d5dab2b6eced3650f02c367e06aca130/)
- qiita記事 翻訳解説 153問(https://qiita.com/Takaa/items/f2eb81e49c614fb767de)
- sales4box(https://sales4box.com/adminexamworkbook)
- キノタメ 75問(https://stugori.com/salesforce-fundamentals-practice-exam/)
- salesforce認定試験ハック 60問(https://salesforce-certification-hack.com/?p=383)
- ゼロベース 40問(https://milkteaa.com/【模擬問題】salesforce-認定アドミニストレーター試験/)
- クイズレット(他サイトに乗っている問題を掲載)(https://quizlet.com/search?query=認定アドミニストレーター&type=sets&page=1&numTerms=greaterThanFifty)
- JPN Test Salesforce Certified Administrator (Salesforce-Certified-Administrator日本語版) 249問(125問目まで無料)(https://www.jpntest.com/free/Salesforce-Certified-Administrator-JPN-mondaishu-salesforce-certified-administrator-salesforce-certified-administrator%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e%e7%89%88#)
- PASS Test Salesforce Certified Administrator (ADM-201日本語版) 250問(125問目まで無料)(https://www.passtest.jp/ADM-201-JPN-mondaishuu.html#)
- Salesforceの一番星 120問(サイトメンテナンス中によりアクセス不可)(https://keneloper.com/certified-administrator-practice-exam/)
上記の問題サイトの中で特にオススメなのは、1番2番のnote教材とforceonforce教材の2種類だ。
note教材とforceonforce教材は、僕が他のSalesforce資格を勉強するときに利用していたが、解説が付いていて、両方とも有料の教材だが、問題の質が高い。無料の教材は回答が間違っていることもあり問題の質が低いことが多いので、有料ではあるが、上記の2種類のサイトを利用して勉強することを強くオススメする。
まとめ
Salesforceを勉強し始めた人は、まず初めに認定アドミニストレーター試験を受けるだろう。
特別難しい試験では無いが、簡単に受かる試験でも無いので勉強は必要。
本記事が認定アドミニストレーター試験を受験する人の参考になったら幸いだ。
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