前置き
僕が勤務している会社がDatabricks のパートナーとなり、会社からDatabricks の資格の取得を推奨されたので受験することにした。
今回は僕がDatabricks の勉強を始めて1ヶ月半でDatabricks Data Engineer Associate に合格したので、勉強法を書きたいと思う。
試験概要
試験概要は以下の通り。
問題数:45問
制限時間:90分
実施方法:オンライン試験
受験料:200ドル
試験形式がオンライン試験しか無いため、テストセンターで受験するのとは違い少し注意する点が多い。
試験を受ける流れ
試験予約
試験の予約は以下のDatabricks Webassessor から行う。
言語別に予約する箇所が別なので自分が受験する言語を正しく選択して試験予約をする必要がある。
試験を受ける前の準備
オンライン試験しか無いため以下のような試験準備が必要になる。
- 顔認証の登録
- 指定のブラウザのインストール
試験予約を行ったWebassessor の案内に従って顔認証の登録と指定ブラウザのインストールが必要になる。
顔認証は試験本番時にも要求されるので、できるだけ試験当日と同じ格好で登録することをオススメする。
受験にはLockDown Browser OEM という指定のブラウザを使用する。
このブラウザはインストール後にローカルから開くようなアプリケーションではなく、このブラウザをインストールしたPCで特定のURL(試験本番のURL)経由でブラウザを開くと起動するものである。
以下のサイトの「無料サンプルテスト」の項目からLockDown Browser OEM を起動するテストが行える。
以下サイトはブラウザ起動の確認のためであり、中身は全く別の試験のため正しく起動することを確認したら閉じてしまって問題無い。
試験本番
試験当日はWebassessor から試験を開始できる。
試験を開始するとブラウザが起動し、顔認証を要求される。
顔認証後は、そのまま試験が開始されるので試験問題を解く。
スムーズに進むと、試験監督とのやり取り、部屋を映す、身分証の提示などは全く必要無い。
試験中はカメラオン、マイクオンのため不正を疑われた場合は、やり取りが発生する可能性があるので、環境は正しく整えよう。
勉強法
ハンズオンを一通り行う
まずは、ハンズオンを一通り行うことをオススメする。
パートナー企業であれば、Databricks のハンズオンノートブックが配布され試験範囲を一通り試すことができる。
パートナー企業で無い場合でもDatabricks は環境を無料体験できるので利用して環境を触ることも良いだろう。
試験問題を周回する
ハンズオンを行ったあとは、試験問題を周回しよう。
僕が使った試験問題は以下の通り。
- Databricks 公式模擬試験
- Udemy Databricks Certified Data Engineer Associate Practice Exams
- Udemy Practice Exams: Databricks Certified Data Engineer Associate
- JPNTest atabricks-Certified-Data-Engineer-Associate 無料問題集「Databricks Certified Data Engineer Associate」
僕は、Databricks 公式の模擬試験、Udemy、JPNTestに存在する試験問題を使用した。
Databricks はまだ情報が少なく日本語の情報がほとんどないため、上記の英語の問題集をGoogle翻訳しながら勉強を行った。
試験本番の日本語は一部言い回しに違和感があるが、基本的には問題無く読めるので日本語翻訳で苦戦することは無いだろう。
まとめ
Databricks はまだ日本語の情報が少ないため、本記事が資格取得を目指す人の参考になったら幸いだ。
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