映画『デスノート Light up the NEW world』感想

デスノート Light up the NEW world サムネイル 作品レビュー

今回は映画『デスノート』の続編である『デスノート Light up the NEW world』の感想を書きたいと思う
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結論としては「あまり面白くなかった」
残念だったポイントが4つある

・終始ノートの奪い合いだった
・6冊ルールが活きてない
・竜崎のキャラが好きになれない
・結局解決してない

1つめは、終始ノートの奪い合いだった事
デスノート作品の面白い所はノートを奪い合う所では無く、
夜神月とLの高度な頭脳バトルが面白いのであって
ノートの行方を追う作品では無かったはず
今までの作品(原作、アニメ版、映画版、ドラマ版)では
キラを追っていくうちに殺人の方法がノートである事に気づく
という展開だった
しかし、今回の『デスノート Light up the NEW world』では
『デスノート』『デスノート the Last name』の続編という事で
デスノートの存在を警察の人間が知っている状態で物語が始まるので
奪い合いの展開になってしまうのは仕方ないかなとも思う

2つめは、6冊ルールが活きてない事
この『デスノート Light up the NEW world』は
原作で使われる事の無かった
「地上に存在出来るデスノートの数は6冊まで」
というルールを採用した作品だと煽られていたが
個人的には6冊存在するならではの展開があまり無かったように思う
僕は、6冊のデスノートがある事で
キラが複数存在し理念の違いによりキラが別のキラと対立する
キラVSキラのような構図に発展する展開を期待していた
しかし、割と早い段階で
キラ側に4冊のノート、警察側に2冊のノート
があり、6冊存在する理由が薄かったように感じた

3つめは、竜崎のキャラが好きになれない事
これは完全に個人的なキャラクターの好みの話になる
僕は映画『デスノート』の松山ケンイチさん演じるLがとても好きだった
だから今回の竜崎の、
挑発するような喋り方や、強い口調が好きになれなかった
Lの体外受精で生まれたクローンという設定なので
Lのようなキャラでも良かったのでは?と思う
もしくは、スピンオフ作品の映画『L change the WorLd』に登場した
「ニア」という少年がLの後継者でも良かったと思う

4つめは、結局解決してない事
最後の展開は
デスノート6冊を封印するはずが4冊が燃えて消滅してしまい
新たにキラ事件が発生する
それを警察が1から捜査していく
というシーンで終わる
このように最後の最後で振り出しに戻るという終わり方はよくある
しかし、今までのデスノート作品は最後はしっかり解決しているので
上手い事解決して終わって欲しかった
死神たちが故意に人間界にデスノートを落としキラを生んでいる
という設定だから解決する流れは難しかったのかもしれない

以上の4点から『デスノート Light up the NEW world』は
僕はあまり面白くなかった
映画『デスノート』『デスノート the Last name』
が最高の作品だったので期待していたが残念だった

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