前置き
今回は僕が1ヶ月の勉強で、Salesforce認定Dataアーキテクト試験(旧認定Data Architecture and Managementデザイナー)に合格したので勉強法をまとめようと思う。
前提として、僕はSalesforce資格の中で、アドミニストレーター、アプリケーションビルダー、デベロッパーを取得している。
アプリケーションビルダーはDataアーキテクト試験でも必要な知識の土台を身につけることができる。
Dataアーキテクトを受験する方は、先にアプリケーションビルダー試験の取得するをオススメする。
それぞれの勉強法は下記に記載。
- 知識0から2ヶ月で合格した勉強法【Salesforce認定アドミニストレーター】
- 3週間で合格した効率的な勉強【Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー】
- 2週間で合格する効率的な勉強法【Salesforce認定Platformデベロッパー】
試験概要
内容:多肢選択/複数選択方式60問
試験時間:105分
合格点:58%
受験料:40000円(税抜)
合格ラインは58%と他のSalesforce試験と比べると低いが、問題の難易度としてはやや高い印象だった。
必要な勉強時間は70~80h程度
必要な勉強時間は約80時間程度。
僕は平日2h、休日5hの勉強を1ヶ月続けることで合格した。
具体的な勉強法
勉強の仕方としては、模擬問題を周回することをオススメする。
TrailheadというSalesforce EラーニングサイトでDataアーキテクト試験対策のコンテンツが用意されている。
【Salesforce公式】アーキテクトジャーニー:データアーキテクチャと管理
しかし、このTrailheadは公式ヘルプを列挙したような内容で、資格に合格できる知識を身につけるには効率的では無い。
よって資格合格には模擬問題を周回するのが最も効率的だ。
模擬試験の周回
ネット上に存在するDataアーキテクト問題サイトは下記の通り。
- force on force Data Architect Certification Practice Exams
- force on force 有料英語教材 約200問 各カテゴリ30問程度
- note 解説:Salesforce認定Dataアーキテクト①
- note有料教材 日本語の数少ない解説付き教材 11/15時点で38問用意されている
- JPN Test Data-Architecture-And-Management-Designer日本語 無料問題集
- 45問目まで無料
- JPN Test Data-Architecture-And-Management-Designer 無料問題集
- 英語教材 45問目まで無料
- JPN Test Data-Architect 無料問題集
- 英語教材 50問目まで無料
- PASS TEST Data-Architecture-And-Management-Designer日本語 模擬練習
- 45問目まで無料
- PASS TEST Data-Architect 模擬練習
- 英語教材 50問目まで無料
- PASS TEST Data-Architect日本語 模擬練習
- 50問目まで無料
- PASS TEST Data-Architecture-And-Management-Designer 模擬練習
- 英語教材 45問目まで無料
- note Salesforce認定Dataアーキテクト100題 問題集全問解答+全問解説付き
- 有料100問教材 有料だが、問題の重複、回答の間違い、不十分な解説という教材なのでオススメしない
僕は上記の問題サイトのうち1から3番の教材をそれぞれ2周することで合格した。
一番オススメなのは1番のforce on forceというサイトの有料教材だ。
force on force教材は、各カテゴリに30~50問用意されていて、全ての問題に解説が付いているので、勉強しやすい。英語教材だが、Google翻訳をかけながら進めていけば問題無く勉強できる。
模擬試験勉強時は翻訳に注意する
Dataアーキテクトは日本語の有用な教材が少ないので、英語教材を使用することも多いだろう。
英語教材を翻訳しながら進めていくと同じ単語でも翻訳が違ったり、おかしな日本語に翻訳されたりするので、違和感があったら原文を確認しよう。
実際に僕が勉強していた時は下記のような翻訳に遭遇した。
- 同じ単語で「出荷」「発送」と翻訳がブレる
- 「Apexトリガー」→「頂点トリガー」と翻訳
解答は信用せず自分で調べる
模擬問題教材で勉強する時は、掲載されている解答は参考程度にしよう。
Salesforce問題は公式から解答が公開されているわけではないので、教材に掲載されている解答は間違っていることがある。
基本的には、自分で公式ヘルプを読んで解答を理解するようにしよう。
僕が勉強した感じでは、解答の信用度は下記のような形だった。
- 「force on force Data Architect Certification Practice Exams」「note 解説:Salesforce認定Dataアーキテクト①」の解答はかなり信頼度が高い
- 「JPN Test」「PASS TEST」「note Salesforce認定Dataアーキテクト100題 問題集全問解答+全問解説付き」の解答の信頼度はかなり低い。
- 公式ヘルプと違う選択肢が答えになっていたりするので、この教材を使う時は解答は自分で調べよう。
まとめ
Dataアーキテクトは試験は試験自体の難易度はやや高いが、他の試験と比べて極端に難易度が高いわけではない。
Dataアーキテクトは試験自体の難易度が高いというより、試験の情報が少ないことが難しいという印象だった。
特に試験教材が少なく、どれを使って勉強すれば良いのか分からない方も多いだろう。
本記事が、Dataアーキテクトを受験する人の参考になったら幸いだ。
コメント