1週間で合格する勉強法【Salesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト】

IT資格

前置き

今回は僕が、1週間の勉強でSalesforce 認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト(旧 Pardot スペシャリスト)に合格したので、その時の勉強法をまとめたいと思う。

試験概要

  • 内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
  • 試験の所要時間: 90分
  • 合格点: 72%
  • 受験料: 20000円(税抜)

試験時間は他の試験と比べて90分と短いが、問題数と試験難易度から考えると時間としては余裕あるので試験時間は気にしなくて良い。

僕は30分で試験問題を2週して合格することができた。

具体的な勉強法

Trailheadで概要の理解

まずはSalesforce公式がTrailmixを出しているのでそれに取り組むことをオススメする。

【Salesforce公式】認定 Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト 対策

しかし、このTrailmixはほとんどヘルプのリンクのみで、モジュールは一部しか無い。

ヘルプのリンクは、ただ読むだけでは内容が身につかないので、リンクは飛ばしてモジュールのみをやるので十分だと思う。

模擬試験の周回

僕は以下の模擬試験サイトを利用して約300問を2週した。

これらのサイトを使う上で、回答は参考程度にして必ず自分で調べるようにしよう。

これらの問題サイトは公式ではないため回答が間違っていることもある。

自分で公式のヘルプを読んで正しい回答を考えるようにすると良い。

受験する上で覚えておくべき内容

ダイナミックリスト:ルールに一致したプロスペクトがリストに追加。ルールに一致しなくなったプロスペクトがリストから削除され継続的にリストが更新される

スタティックリスト:プロスペクトを手動でリストに追加削除。

pardotカスタム項目はリードのカスタム項目にマッピング可能

ハードバウンス:メール送信時に、送信しようとしたメールが受信者のメールサーバーまで到達しない状況。

ソフトバウンス:メール送信時に、送信しようとしたメールが一時的な問題で受信者に届かない状況。メールボックスがいっぱいで新規メールを受け取れない。メールサイズが大きい

トラッキングオプトイン(追跡オプトイン):Cookieの使用許可バナー。メッセージやバナーのスタイル、位置の設定を調整可能。オプトインを要求する国を選択できる

Webページのバナー広告にカスタムリダイレクトでトラッキングURLを設定することで、エンゲージメントを追跡できる

プロスペクト新規登録:手動でプロスペクトを登録する場合、メール、キャンペーン、プロファイル、スコアの入力が必須

オートメーションルール:ルールに一致する複数のプロスペクトへ一度にアクションを実行することができる。複数のプロスペクトのキャンペーンを変更できる

エンゲージメントスタジオ制限事項:300ステップ未満まで。1ルールステップで5つまでの条件。アクション数に関する制限は無し

SPF(Sender Policy Framework):電子メールの送信元ドメインが詐称されていないかを検査する仕組み。

DKIM(DomainKeys Identified Mail):電子メールを送信する際に送信元が電子署名を行い、受信者がそれを検証することで、送信者のなりすましやメールの改ざんを検知できるようにするもの。

ランディングページレポートからPardotのランディングページにPardotフォームを埋め込んだランディングページからのフォーム登録数を確認することができる

メールウィザードの作成タブにプレビューがあり、プロスペクトとしてプレビューがある

レビュー対象のアクティブプロスペクト:Pardot内でユーザーに割り当てられておらず、レビュー済みに指定されていないアクティブプロスペクトが表示される

ユーザー編集画面からセキュリティ制限を設定できる:プロスペクトのインポート数、エクスポート数、メール送信数を制限する

ルールステップでは、プロスペクトの基準となる内容を条件指定できる

キャンペーンを削除したとしても、プロスペクトは設定したタグに紐づいたままPardotに残る

プロスペクトの監査で見つけることができる値:フォームエラー、プロスペクト標準フィールドの変更、プロスペクトのウェビナー同期、CRMによる再割り当て

タグとコンテンツファイルを削除するとゴミ箱には入らず、永久に削除される

エンゲージメントスタジオ:Salesforceキャンペーン(Pardotキャンペーン)に追加、Salesforceキューへの割り当ては原則として使用できる

ベースラインスコアリングモデルの編集:管理→自動化設定→スコアリング。スコアの調整完了アクションを追加する

ビジターレコードで確認できるもの:訪問回数、ホスト名、ページビューの数。

サプレッションリスト:メール配信の対象として除外するリスト。オプトアウト、配信停止対象などのプロスペクトのリスト

登録率:ランディングページの総ビュー数を基準とする、フォーム登録数の割合

ランディングページレポート:登録率などの統計情報を確認できる

スコアリング機能:デフォルトで有効。ビジターがプロスペクトに変換されるとプロスペクトにスコアが自動付与される

メールレポート:配信到達率、HTML開封率、クリック/開封率などの情報を確認できる

キャンペーンレポート:キャンペーンから発生した収益、ROIを確認できる

コンテンツレポート:コンテンツの総ビュー、ユニークビュー数を確認できる

エンゲージメントとアクティビティレポート:メールの開封時間からどのくらい目を通されているかをクラス分けして統計にまとめる

ページアクション:指定ページに訪問したプロスペクトにアクションを行える機能。ページURLに価格ページのURLの設定を行い、完了アクションでタグ付、リスト追加を行うことで、価格ページ閲覧者をセグメント化できる

エンゲージメントスタジオ、テストタブ:シナリオの動作確認を行うことができる

HTMLメール開封トラッキング:1ピクセルの非表示の画像が読み込まれることで開封数をカウントする

Pardot用のSalesforceコネクタ設定:Pardotでコネクタを作成する前に、Pardot AppExchangeパッケージをSalesforceにインストールする

ユニーク登録:ランディングページでフォームを登録した個々のビジターの数

完了アクションに追加できるメール送信アクション:自動応答メールを送信

フォームハンドラー:Pardotの機能を使わずに作成したフォームを、Pardotと連携させるための機能。フォームハンドラーコードを表示でき、発行したコードを、サードパーティフォームのHTMLフォームに埋め込むことで、既存のリード獲得フローを変えずに、Pardotを連携させることが可能。

HTMLメールを受け付けない設定:PardotからHTMLメールを配信すると迷惑メール扱いされる

1つのPardotに対して、1つのSalesforceコネクターしか持つことができない

作成/関連付け:ビジターを手動でプロスペクトに変換する

httpまたはhttpsを削除するとメールリンクの書き換えができなくなり、リンクのトラッキングが行えない

完全に削除:ゴミ箱に移動させて、ゴミ箱から「永久に削除」を選択する必要がある

概要タブからメールアドレス送信可能かどうかを確認できる

リストタブから受信リスト、除外リストを確認可能

監査タブからリスト追加削除処理を確認できる

営業ロール:デフォルトユーザーロール。プロスペクトに1対1のメール送信はできるがリストメールは送信できない

プロスペクト:リード、取引先責任者に同期する

プロスペクトアカウント:取引先に同期する

リストからプロスペクトが削除され、再度リストに追加された場合、削除した時点の状態に戻る

すでに入力されていても常に表示する:プロスペクトが同じ値を複数送信できるようにする項目

事前入力しない:常に表示するようにして、以前の値を事前入力しない項目に使用する

ビジターからメールアドレスが提供されたら、ビジターはプロスペクトに変換される

毎日のビジターアクティビティメールを送信する:有効にするとIPアドレスから特定した会社名のビジター情報をマネージャーに自動メール通知することができる

ハニーポット:不正なアクセスを受けることを前提にして意図的に設置する罠のようなシステム

Pardotキャンペーンを関連付けできるタイミング:Pardotにプロスペクトをインポートするタイミング。Google Analyticsコネクタを利用して同期するタイミング

プロスペクトのスコアの増減するアクティビティ:メールのリンクをクリックする。メールの購読解除。メールを開く

完了アクション:ランディングページには設定不可。過去に遡って適用不可。プロスペクトのみに実行される。画像ファイルのダウンロードには実行されない

日付待機オプションが設定可能:メール送信。ユーザに割り当て。ユーザに通知。ToDoの作成。

Pardot導入時に設定が必要な技術項目:トラッキングコード。電子メール認証。CNAME。IPホワイトリスト。

メール保存時の必須設定:テキストバージョンの作成。送信者の設定。購読解除リンクの設定

トリガーとして使用できる:メールリンクのクリック。ファイルのダウンロード

スコアの増減:ランディングページエラー。メール開封。カスタムリダイレクトクリック

参照項目はSalesforceとPardotは同期不可能

プロスペクトテーブルのアクションメニューからプロスペクトの削除ができる

画像、CSS、JavaScriptファイルには、完了アクションを適用できない

カスタムリダイレクト:プロスペクトがカスタムリダイレクトをクリックした30分後に再度有効になる

Pardotキャンペーンは1対1、Salesforceキャンペーンは1対多

ビジターテーブルから表示できるビジターの3つのタイプ:特定されたビジター、有効なビジター、すべてのビジター

アクティブプロスペクト:フォーム登録、ページ訪問、リンククリック

まとめ

Marketing Cloud Account Engagement スペシャリスト資格は、Salesforce資格の中でも比較的な難易度が低い部類なので、正しく勉強すれば短期間で合格することが可能だ。

本記事が資格取得の参考になったら幸いだ。

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