前置き
今回は僕がSalesforce認定Platformデベロッパーに2週間の勉強で合格したので、その勉強法、勉強に使ったサイトをまとめたいと思う。
前提として僕は、Salesforce認定アドミニストレーター資格、Salesforce認定アプリケーションビルダー資格を取得しているので、全くの知識0の状態から取得したわけではない。
それぞれの資格の勉強法はこちら。
知識0から2ヶ月で合格した勉強法【Salesforce認定アドミニストレーター】
3週間で合格した効率的な勉強【Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー】
この認定Platformデベロッパーでは、認定Platformアプリケーションビルダー資格の内容も試験範囲に入っているので、認定Platformアプリケーションビルダーを取得していない人は、まずはそちらを先に取得することをオススメする。
試験概要
Salesforce認定Platformデベロッパーの試験概要は下記の通り。
- 内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
- 試験の所要時間: 105 分
- 合格点: 68%
- 受験料: 20,000 円 (税抜)
- 受験方法: テストセンターにおける監督下の試験、またはオンライン環境における監督下の試験
この資格は、Salesforceを使う上での開発に関する知識を持っているかを問われる試験となっている。
具体的には、Apex、Lightningコンポーネント、テストクラス、Visualforceなどの知識が要求される。
ただし、そもそものSalesforceの設計の知識が無いと解けない問題もあるので、ある程度の設計の知識を付けるためにも、認定Platformアプリケーションビルダーを先に取得してから、この認定Platformデベロッパーの取得を目指すことをオススメする。
必要な勉強時間は30~50h程度
必要な勉強時間の目安は30~50時間くらい。
僕は、認定Platformアプリケーションビルダーを取得していたので、2週間で30時間の勉強をすることで合格できた。
具体的な勉強法
模擬問題の周回
勉強法としてはひたすら模擬問題を周回することが、最短で合格するには重要となる。
僕が勉強に使ったサイト、問題は下記の365問。
- TysonBlog 認定Platformデベロッパー 試験対策 110問無料
- 解説:認定Platformデベロッパー PACK 180問有料
- 【デベロッパープラン限定】Platformデベロッパー 50問有料
- https://www.jpntest.com/free/CRT-450-JPN-mondaishu-salesforce-certified-platform-developer-i-crt-450日本語版 35問目までは無料
1個目のTysonBlogは無料で110問掲載していて、不正解選択肢に関する解説までしていて、解説が丁寧なので、一番オススメの教材。
2,3個目のnote教材は有料の教材となるが、解説が付いていて問題数も合計230問ある貴重な教材なのでこれもオススメの教材。
僕は、これらのサイト問題の合計375問を3周した。
Trailheadはやらなくて良い
SalesforceにはTrailheadという公式が用意しているe-learningサイトがある。
この認定Platformデベロッパーに関してもTrailmixが用意されている。
【Salesforce公式】Salesforce 認定 Platform デベロッパー 資格 対策
しかし、資格を取得する上ではTrailheadはやらなくて良い。
もちろん、Trailheadのハンズオンを行った方が理解が深くなるのは間違いないが、資格を取るという目的においては、ハンズオンよりも問題演習を繰り返す方が近道なので、Trailheadをやるのではなく、問題演習を周回しよう。
試験に向けて覚えておくべき内容
僕が試験に向けて覚えておくべきだと思った内容をまとめるので、この項目を試験直前に叩き込む用に使ってほしい。
DMLステートメントのガバナ制限:150回
SOSL:SOQLと異なり、複数オブジェクトからの検索ができる、部分一致検索が可能
標準コントローラ:標準コントローラを使用するVisualforceページはダッシュボードでは使用できない
Apexガバナ制限、発行されるSOQLクエリ合計数:100
間接参照関係:外部オブジェクトと標準カスタムオブジェクトの間に作成する関係
外部参照関係:2つの外部オブジェクト間に作成する関係
forループ内でDML操作、soqlクエリ実行は行わない
カスケード削除:参照関係にあるレコードの親レコードが削除されたら子レコードを削除する機能、カスケード削除ではdeleteトリガーは起動しない
futureメソッド:バックグラウンドで非同期実行する処理に利用するメソッド
サンドボックス環境では、既存のデータにはアクセスできず、テストメソッドが作成したデータのみアクセスが可能
@RestResource:RESTfull Webサービスとして公開するために利用するアノテーション
InvocableMethodアノテーション:呼び出し可能なメソッド、静的staticで宣言する、public, globalで定義する、クラスごとに1つのみ付与できる
まとめ
認定Platformデベロッパーは正しく勉強すれば2週間で合格できる資格。
本記事が資格取得の参考になれば幸いだ。
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